日記(つづく)
9/24
失踪と甘いくうかんというのは瓜二つで、そしてふたつは未知のところで繋がっている気がした。
青い血管
失踪したあとのような無粋なことは考えたくない
その人は失踪した
その事実だけで わたしのなかの記憶に片付くには十分だと思った。
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『シュガータイム』を読む
ここではないどこかへ行きたくなった時、その本はわたしの目のなかに映る。
目にとまって、意識の深くへ。
透けてしまいそうなほど薄い一ページ一ページがこころにやさしい。
やはりデジタルにはないやさしさとあたたかみがここにはある。
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『真夜中のパウンドケーキ』という章を読んだ。
その文面だけがほんとうの世界のようなかんじがした。
ひんやりした夜の静けさが、わたしの手のひらに、頭のなかに浸透していった。
わたしはこの世界の一員で とりこになった。
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9/28
なみだが出そうででない へんなところにいる
しん としたしずけさのなかで、誰ひとりこころのなかにいれられなかった。
YUKIちゃんの、ひとりで完結してくれてる音楽に癒されてる
このときしか こころが休まるときがない
限界って、なみだが止まらなくなったり身体にガタがくることでわかるから
今はまだちがう、まだちがう
まだ限界じゃないからがんばれる
と
あたまのなかではわかっていても、
やはり ゆるやかな地獄にまいにちが包まれているきがする
やさしい絶望が、コントラストを下げてオブラートのように
わたしの気づくか気づかないかのぎりぎりのところでさまよっている気配がする
sometime
いつか いつか いつかつぶされてしまいそうな気がしてならなくて
限界
と浮かんだ
だいぶ前から、もうきていたのかもしれない
とりあえず、勉強をつづける
?
いままでに捨ててきたものとか、みたくもないと切り捨ててきたものたちにふと、呪い殺されてしまう!というようなきもちになる
2019/10/09
ふと、オンとオフがあるのはべつにわたしだけじゃないって思い出した
みんなしんどくても そうゆう気分じゃなくてもはりきらないといけない時があるし、
でも、なんか 目で見たものだけ信じていたいと思ってしまうから、それが嘘とか 虚勢とかあまりわからない
なにがほんとかよくわからない
なにもかも完璧にみせるとか、ふるまえる人っているんかな、
10/10
久しぶりに3年前になかよくなった人達みんなで集まって、あぁ幸せだな〜ておもった
わたしが今、ゆいいつ気を張らなくていいのは家にいるときと、この人たちと一緒にいるときだけだと思い知らされて
同時に、さいきんほんとにまともに笑ってなかったから、愛想笑いとか多くて、そうゆうのじゃなくて…なんだか上辺だけって安心できる代わりに、たのしいことすべてなくなってしまうみたいだった。
西日がきらきらと窓ガラスに反射して、太陽がふたつになって
このときが永遠になってしまったら、きっと一生わらってられるのになぁと思った
戯言
10/15
きょう、気になってる人がとなりに座ってきてびっくりして ちょっとうれしかった
広い部屋だった
10/16
たくさんすれちがう。
やたらとシンクロニティ というかんじで、わらった。
わたしが話しかけて、話せて、はなしたあと、うれしいとおもった
純粋にうれしくて、へら として でも恥ずかしかった
完全にバカな女だった
帰り際、またぐうぜんで出会ったね
もう 笑っちゃうくらいほんとにシンクロばっか。運命の人てのがほんとうなら、ほんとうだと、信じてもいいですか。
よわい希望でも、かかえてたら大丈夫になりますか
また それに置きかえても、あなたはゆるしてくれますか
わたしがほんとはなにを見ていて、かんがえていても
かわらない やわらかな声と存在で
ゆるして
さむいねと、ともだちに笑いかけたとたん声がしたね
わたしの名前がきこえて、わらった
話しかけてくれて、きらわれてないんだなっていささか悲観的な。
でも、しんじられないくらいうれしかったよ
意味のない会話だった。ほんとにわたしたちにとっては いみなんて二の次だった。仕事なんてどうでもよかった。
そうでしょう?
おどってよ わたしと 月のうらまで。
きょう、月、めちゃくちゃきれいだったね
はにかんだわたしたちは、きっとどんな事柄よりも、ひどくうつくしかったよ。
10/17
きがついたらとなりにいた っていうのがすごく多くて わーーとなっていた
近くにいないときはいろいろ考えたり、好きだななんて思うのに、近づいたとたんまっさきに逃げてしまいたくなるのなんでなんだろうね?
ひるは、きがついたらうしろに座ってたね
ゆうがたは、休憩時間にふりむいたらすぐそこにいて
ひるにかんじたあの絶対的な安心感も、しばらく前となんにも変わってなくて、また嫌になってしまった
のがれられない呪縛
ときどき
フッ と目が覚めて、かなしい人間にもどろうとする
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