水明せんのゆめ


やさしい顔色をかぞえてた
かえりみちのスキップ
遠ざかる波
さざめきあった季節は
夢のなかへ

降り立つ景色に
君をみていた
アルバムの第四章と
それはにていた

まばたきする夜
うそみたいな
羊の群れが
なしては消えて

さようならの季節は
小学校で教わった
呪いみたいで
なぜかおかしい

あくびをするのと
それは似ている
くじらの夢と
近づいた街

逢えない日々を呪ってもみた
ロボットの銃撃
きえてゆく空
またあおうってゆったのは
いつの季節だっけ?

ゆらめく街に
いつかの自分をみてた
小さくなったら
大きくなったら
いつも白黒のわたしが
鏡からみている

永遠の季節は
大人になって知った
陳腐な片道切符は
失ってからわかる

笑いあうのと
それはにている

羊がふえる
遠ざかるたび

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