古文の詩 「朝月夜」
月を見れば、蚕で縒らるる絹のやうに
いみじくにほひけり。
この月は先の世の人もしかこそや思すらむ。
はたたがふ心に宿しにや。
訳:
月をみると、蚕で縒られた絹のように
たいそう美しくかがやいております
この月をみて、未来の世の人も
わたしのようなこころで思っているのでしょうか。
また、ほかのこころとして、宿しているのでしょうか。
はじめは 月をテーマにして、夜と縒る(よる)を掛けた和歌をつくりたいなと思ったんだけれど、むつかしくてやめました;;
こまかな糸を縒ってつくった 輪のような飾りが、この満月のように見えます…
みたいなのをつくりたかった。
でも平安時代は装飾品ってないんですよね><
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