日記

 明るそうなひと見るとわかりあえないだろうなってはなから諦める。陰りのあるひととかものごとの方が安心した。近づいてもいい気がした。でも本当に暗いものとか危険なものってやっぱり合わなくて、だからどこにも帰れなかった。
 バイトの女の子が絶対に仲良くなれないタイプと思ったんですっていった。わたしの会話振る舞いすべてがつくりものみたいだって。実際わたしのコミュニケーションは奇妙な明るさをもっている。そうまるでディズニーのスタッフのように。だってそうでもしないと、内のわたしが傷つけられるのは極端に苦しい。外のわたしならどれだけ殴られても大丈夫だった。だからばかみたいに明るかったんだ。

 絶対本音で話してなさそう。胡散臭かったって。めちゃくちゃ嬉しかった。もはや感動すらしていた。その子は、だから素の妙子さんがすきですっていってくれた。今ではプライベートで遊びにいくほど仲良くなっていて(わたしは友達がかなり少ない)ああ本音で話しても嫌われないひとだ!って嬉しかった。だいたいわたしが本音で話すと気持ち悪がられるか、変な人にされる。わたしが変ならみんなだって十分変じゃないか…。不倫とかするし…。

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