かんたんだった
0228
からだ。私を抱きしめてくれたこと、からだの厚み、どっしりした安心感
心が繋がってなかった いつも気を使ってた でもいつかは、分かり合える気もしてた
よそよそしさ 口がだんだん笑わなくなってた 感謝がなくなってた 遠慮も、配慮もなくなってた
どこにいきたい、いこうが減った わたしもそうゆう努力をしなくなってた
会いたいはいつも私からだった。相手の生活に、わたしは入れないと思った。
ちゃんと勃たなくなってた。途中で萎えたりしていた。わたしへの気持ちが、なくなっていってるって思った。
帰っている時の惨めさ。送ってくれないこと。会いにいく時、帰っている時、むなしかったこと。泣いた時もあったこと。私が負ってる負担の方が大きい。お金にしてもそう。わたしはよく贈り物をしても、相手はしてくれない。それほどまでしか、思わせられなかったこと。
会えなくなるのは寂しいし、私のことを好きだった人がいなくなるのはつらい。でも全て口ではなんとでも言える。本当はマンネリしてるって、向こうも思ってたよね。
少ししかドキドキしないって向こうがゆったこと、それが全てなんじゃないかな。
言い方のキツさ、それに私が傷ついてきたこと。冒険しないこと、会話が続かないこと、することがないこと、性処理みたいで、そのあとにベッドで愛されなかったこと
その何もかもが虚しくて、時限爆弾みたいに不安だけぶつけてしまったこと
わたしが言いたいことを言える雰囲気ではなかった 押さえつけられてるみたいだった 言わせないようにされてるかんじがした 自分を変えることをしないなら、私と続けることは無理だよね
これから寂しくなっても、会いたくなっても、私が好きなのは彼の身体だったし、価値観や考え方や思想ではなかった。だから好きなところを思い出しても、体しかない。楽しかったことを思い出しても、キスしかない。それってほんとうに愛されてるっていえる?
これが、0228、三月目前。いつもわたしはくぎりがくる。悪い時期が終わる時、もしくは、明日から良い時期が回りだすってとき。ほんとに、その、1日前。いつも、よくできてるなって思う。
終わりはほんとにあっけなくて、淡々としゃべるその口調 それすら わたしは崩せなかったって思った プライドより私を優先してほしかったって、自分を棚に上げてよくいえた。
友達にもどれたら、いいねっていわれて、その言い方が、やさしくいうような、鼻について、え〜やだっ うふふ っておどけて笑った いつもどおり いつも通りの、ふざけたかなしいわたし
どう思ってたのか、ちゃんとはわからない
でも感じてたことは 嘘じゃないって今でも思う 嘘つき 気持ちは初めから違ってたって、それは私の台詞 わたし 最初はなにも 好きではなかった 付き合ったその日に 電車で揺られながら いつ別れようって思ってた 失うことが こんなに辛いって知らなかったから
でもその台詞は強がりだねって、あとからいわれてもわからなかった。プライドを守ることが、本音より大事だって、わたしには思えなかった。
最後くらい、本音で話せばよかったのに。わたしは振ったけど、ふってもふられても、それは大差がないんじゃないかな。付き合っていたとして、二人とも本音がなかったのだから。
二人とも束縛が嫌で 人に踏み込むこと 踏み込まれることをこわがってた。あまりにも似たもの同士だった。わたしも、人を信じるのがこわかった。でももしかしたら今回は、心を開けるかもって思ってた。わたしが変わらないと、この先またわたしはかなしい。
お互いに自分が一番好きで、バカで愚かなこどもたち。一番いけなかったのはわたしで、何も言える資格なんてなかった。何度も他の人を受け入れそうになった、そんなわたしは、本来なにもいえなかった。そもそもが略奪みたいな 不正みたいな最悪な関係。早く終わらせるべきだった。下手な安心に身を寄せて 傷つくのを恐れた末路がわたしだった。ほんとうに しねばよかった
でもようやく、初めてわたしはわたしに勝った。ようやく、自制を初めてできた。死ぬくらい 苦しかった 死んだ方がましだだった。身体を切り付けられてる。こんな痛みを自ら選ぶなんて どうかしている わたしはわたしに勝ったこと なんだかんだ、これが一番嬉しかった
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